3種類の有効成分は実はどの育毛剤にも入っている

チャップアップの有効成分表記

現在のチャップアップは65種類の成分を含んでいて、他の商品を見比べても最も配合成分量の多い育毛剤だと思います。
しかし、よくよく調べてみると公的に認められた有効成分はわずか3種類しか入っていません。
では、この公的に認められた3種類の育毛成分はさぞ、すごいのかと思いますがほとんどどの育毛剤にも配合されているという事実が。。どういう育毛剤に入っていて、その3種類にはどういう効果があるのかを紹介致します。

センブリエキス

チャップアップにも含まれているセンブリエキスは日本で最も有名な育毛成分といっても過言ではありません。

日本では昔から「良薬口に苦し」と言いますが、センブリエキスはそのことわざを地でいく薬で、「1000回振り出しても苦い」ということから、センブリと言われたのが起源と言われています。

センブリエキスには、主に、末梢血管の拡張作用と毛根の活性化作用があります。苦すぎる故、血が拒否反応を起こして血流が早くなるのか?と想像したのですが、あながち間違いではないようで、センブリエキスの中身に含まれる、スエルチアマリン・アマロゲンチン・アマロスエリンという苦味成分にポイントが。
スエルチアマリンには細い隅々にある血管を拡張して血流をよくする作用が、アマロゲンチンとアマロスエリンには毛乳頭細胞を増殖する作用があるようです。これが毛根にある血管に作用して育毛を促す効果があるようです。

センブリエキスは、それぞれが独立した育毛に有効な成分が複数種含まれた育毛成分としてのパッケージングであるため、様々な育毛剤で使用されている日本で最も有名な育毛成分であるということですね。

センブリエキスが配合された育毛剤一覧

チャップアップ・BUBKA・イクオス・ナノインパクトプラス・ナノアクションD・プランテル・LPLP薬用育毛エッセンス・ポリピュア

グリチルリチン酸二カリウム

こちらもセンブリエキスと同じくかなり色々な育毛剤で使い倒されている育毛成分です。それだけ優秀な育毛成分であることに間違いはないと思いますが!

グリチルリチン酸は甘草(カンゾウ)というマメ科の草から抽出されるエキスから抽出される成分です。読んで字のごとくとにかく甘くて、ショ糖(砂糖のメイン成分)の150倍甘いと言われています。(センブリエキスと真逆ですねw)

主に、炎症とアレルギーを抑える作用があり、育毛剤使用時によくある軽い副作用のフケやかゆみを抑えてくれるということですね。「毛乳頭を刺激して髪の毛を生やす!」という育毛成分よりかは、髪の毛が生える頭皮環境を作り出すという成分になるので、髪というより皮膚に作用するものであることをお忘れなく。ちなみに炎症を抑えるという働きは頭皮だけでなく、皮膚全体にまんべんなく効果があるので、薬用シャンプーや、目薬、果ては歯磨き粉まで多種多様な商品に配合されています。

グリチルリチン酸二カリウムが配合された育毛剤一覧

チャップアップ・BUBKA・イクオス・ナノインパクトプラス・ナノアクションD・プランテル・LPLP薬用育毛エッセンス・ポリピュア

ジフェンヒドラミンHC

別名を塩酸ジフェンヒドラミンと言います。キングギドラみたいですね。正直名前に全く馴染みはないですが、こちらは唯一、チャップアップやBUBKAなど天真堂OEMの育毛剤に配合されています。

ジフェンヒドラミンHCはその名前の厳つさからは想像できない体内の調整役で、グリチルリチン酸同様、髪の毛を生やす役割ではなく頭皮の炎症を抑え頭皮環境を整える効果があります。これも髪に直接作用するわけではなく、皮膚に作用することをお忘れなく。

もう少し詳しく説明しますと、体内にはヒスタミンと呼ばれるアレルギーの元になる成分が潜んでいます。(厳密に言うとヒスタミンは体に異常があった時に肌を守るためにかゆみを感じさせているのですが、ヒスタミンがでないに越したことはないという意味です。)

ヒスタミンは、アレルギー、花粉症、肌荒れなどの原因になっている体内の嫌われ者的なやつなんですが、このヒスタミンと仲良くしてなだめることができるのが、ジフェンヒドラミンHCということですね。

ジフェンヒドラミンHCが配合された育毛剤一覧

チャップアップ・BUBKA・イクオス

チャップアップが推奨している育毛成分はどの育毛剤にも入っていた

ここまで見ていくと、センブリエキスは育毛効果があり、グリチルリチン酸とジフェンヒドラミンHCは頭皮環境を整えるサポート効果があり、非常にバランスのいい3種類の成分であることに間違いはありませんが、同時に多くの育毛剤に配合されていることも事実です。

他の育毛剤の場合はこれらの3種類の成分以外にメインの育毛ロジックがあります。
例えば、ナノインパクトプラスであればこれらの成分を配合したナノカプセルが特殊で、毛根まできっちり届け12時間かけてじっくり溶け出すという届けることと継続性に特徴があります。
LPLP薬用エッセンスではこれらの成分の他にFGF-7に効果的なガゴメ昆布フコイダンが配合されていたり、ポリピュアでは多くのFGFに効果的なバイオポリリン酸が配合されていたり、同じ系列のBUBKAではM-034を高濃度化して効果を高めようとしています。

しかし、チャップアップはこの3種類が全て配合されていますが、それだけしかないですよね。育毛成分が最も多い!と記載はあっても少なくとも厚生労働省に有効成分と認められているのは紹介した3種類だけですし。。 そういう意味では、チャップアップを試すよりかは、もう少し育毛ロジックがしっかりした育毛剤を試すほうがいいのではとわたしは感じました。