成分数が多いからいって効果が高いというわけではない

成分数が多いからいって効果が高いというわけではない

チャップアップはリニューアル以降、配合している成分数を積極的にアピールしています。たしかに44種類は多いと誰でも思いますし、これだけで効きそう…と期待してしまいますね。

しかし、配合されている成分の量が多い方が育毛効果が高いのかと考えるとそうではないような気もします。44種類の内、厚生労働省に有効成分として認められているのはわずか3種類。あとの41種類は果たして本当に効果が期待できる成分かどうかさえよくわかりません。

成分数が多いと本当に必要な育毛成分の濃度が低くなる可能性も

チャップアップは1本あたり120mlのボトルを1ヶ月間で使用することになります。
この120mlの中身はすべて育毛成分で構成されているわけではなく、水や、保存期間を延ばす目的のアルコール(エタノール類)が配合されています。これはチャップアップにかぎらず他の育毛剤でも同じです。

どの育毛剤でも「水が何%配合されていてアルコールが何%配合されていて…」なんて、説明を丁寧にしてくれないので、一概にはなんとも言えないのですが、単純に水とアルコールの配合割合が各社同じだったと仮定した場合、含有数が多いと一つ一つの成分が配合される量は減りますよね。

これもあくまでも仮定の話ですが120mlのうち70%が水とアルコールが占めた場合有効成分量は36mlとなります。
36mlを単純に44種類で割ると、1本に含まれる成分の量は均等に並べると0.81mlです。更に30日間で割ると、1回使用あたりに含まれる1つあたりの成分量は0.027mlです。本当にこれで大丈夫なのか心配になりますよね。もちろん、すべて均一量を配合している訳ではないので、あくまでも単純計算をするとという話にはなりますが。。 これらを比較するために育毛剤成分比較表をつくってみました。

  含有成分数 1本あたりの容量 目安使用期間 1日あたりの塗布量 1成分の1日あたりの塗布量
チャップアップ 44 120ml 30日 4ml 0.027ml
BUBKA
(※ノンアルコール)
31 120ml 30日 4ml 0.038ml
リアップx5プラス 4 60ml 30日 2ml 0.15ml
ポリピュア 12 120ml 60日 2ml 0.05ml
ナノインパクトプラス 39 60ml 30日 2ml 0.015ml
LPLP薬用育毛エッセンス 11 150ml 60日 2.5ml 0.068ml
M−1ミスト
(※ノンアルコール)
6 200ml 45日 4.44ml 0.222ml

有効成分が30%で、各成分均等に入っていた場合ですので、実際には各成分配分量も異なるはずなので、参考程度にご覧いただきたいのですが、チャップアップとナノインパクトプラスは有効成分1つあたりの割合限度が非常に少ないという事がわかります。ですので、成分含有数が多い!からといっても、その濃度に関しては必然的に薄まる傾向にあるのでは?と個人的には思います。

他社は有効成分の濃度をいかに上げるかを競いあっている

わたしは7ヶ月間チャップアップを使用した後色々な育毛剤を調べてみましたが、どの育毛剤も今は配合している成分数ではなく、濃度を上げることに注力しているように感じました。

例えば、日本で唯一の発毛剤であるリアップ。
リアップはミノキシジル配合量が1%のリアップジェットのものと、ミノキシジルが5%配合されているリアップX5プラスがあります。リアップジェットは3,800円でリアップX5プラスは7,048円と価格も倍近くの値段設定ですが、1%のリアップジェットは抜け毛を抑えるという訴求に対して、5%のリアップX5プラスは発毛に効果あり!濃度によって効果が違うことを示しています。

同じ医薬部外品のBUBKAは「ミノキシジルと同等の効果ある」と謳っているM-034をリニューアルさせ、濃度を上げた新型に変更したと発表がありました。そこでアピールされているのはやはり濃度です。ポリピュアという育毛剤もリニューアルでメイン成分であるバイオポリリン酸の濃度が30%UPしたことを前面に押し出していました。

結論、育毛に効果のある成分というのは育毛剤の中でもある程度決まっておりその成分の濃度も効果を実感するには重要ではないかと思います。